ワキガ

07【初めての登校拒否】

あまりのショックに良く眠れず、翌日は、体調が悪いということで、入学以来、初めてデザインの学校を休みました。

 

去年は意気揚々と学校に通っていましたし、皆勤賞をもらえたことが嬉しくて仕方ありませんでした。

 

今年も、皆勤賞を目指していたのに、彼女の言葉のせいで、それどころではない状態になっています。

 

正直、また、何か彼女にいわれるのかと思うと、学校に行きたくなかったというのが本音でした。

 

1日休めば、土曜に授業のない週末となるので、この時は、3連休でした。

 

家でやらないといけない課題は、山のように積み上がっていましたが、何だか、本当に珍しく、まったくやる気が削がれていました。

 

本当は体調が悪いわけではないのに、そのまま、外に出かけるのもなんとなく億劫で──というよりも、臭いの件を認めないといけないのが怖くて、外出もできずに、部屋の中でぼう然としながら時を過ごしていた感じです。

 

臭いに関してはよくわからないものの、ブラウスやシャツの脇の黄ばみのことが頭から離れません。

 

以前は、こんなことなかったのに……。

 

臭っているのかもしれない、という思いは、その黄ばみのせいで、消し去っても消し去っても、脳裏に蘇ってきてしまいます。

 

憂鬱な気分を抱えたままでしたが、将来の夢のために通っていたデザイン専門学校ですから、そう何日も休むわけにはいきません。

 

やっぱり気のせいかもしれないし、と、どうにか自分に言い聞かせ、月曜日には、課題を何もこなせていないままそれでも重い腰をあげて、シャワーと制汗剤は念入りにして、なんとか学校へと出かけて行きました。

 

=>09【自主退学】